看護師が人に言えないような思いになることとは

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話すことが大事と思っても
やはり周りによらず
人に言えないような思いを
抱えることもあります。

 

 

それらについて
触れていきたいと思います。

 

 

不快な思い、腹立たしさ
そのようなものがやって来た時は

 

 

誰かに話すことで
気持ちが解放されていくことや
整理がついたり安らぎを覚えることは
誰でも経験があることでしょう。

 

 

 

よく「ガス抜き」などとも
表現されますが
自分の内側に溜まったストレスの圧力は

 

 

 

話すことで解放でき
ストレスの圧力が下がっていきます。

 

 

 

しかし
このように自分にとって
早く解放したくなる感情ならまだしも

 

 

 

話すことに抵抗を感じることもまた
多くあるものです。

 

 

例えば

 

仲良くしている同期でも
自分より優秀だと思ったり
周囲とのコミュニケーションも上手いと感じ
どこか自分に劣等感を持ったりすること。

 

 

 

患者さんへの考え方も
他の人と自分の考えが違うと
言いにくかったりします。

 

 
自分は時間を取り、ケアをしてあげたい。
でも周囲はその方に
批判的な見方をしている。
などというような時です。

 

 

 

そんな時は、話しても協力し合えたり
自分を理解してもらえるとは思えず、
口を閉ざしてしまいます。

 

 

 

申し送りでは
観察も根拠も不足で
しどろもどろになり

 

 

 

相手に見抜かれているように感じて
ますます縮こまる思いに
なったりもします。

 

 

 

また、時に罪悪感のようなものも
人には言えないという思いに
なるものです。

 

 

 

自分がイライラしてとってしまった
患者さんに対するひどい態度
冷酷な対応。

 

 

 

自分の不注意で起こしてしまった
インシデントやアクシデント。
そのことで患者さんにも周囲にも
迷惑をかけてしまったこと。

 

 

 

迷惑ならまだしも
それ以上のことも
あるかもしれません。

 

 

 

後から気づいた
あれは、あの時の私が原因だ、
というような血の気が引く思い。

 

 

 

そのようなものは
とても周りに言えるものではないと思い、
後々まで自分を苦しめてしまうものに
なることでしょう。

 

 

 

自信を失い、気持ちを引きずり
自分の力をどんどん弱めていく。
そんなものになっていきます。

 

ですが、このような思いをすることは
看護師なら多かれ少なかれ
誰にでもあることではないでしょうか。

 

 

私も例外ではありません。
全てを経験してきています。

 

 

 

忙しく人手の余裕もない職場で
限界まで患者さんを受け持ち
常に何かに追われている職場です。

 

 

 

緊張度も高く
自分がギリギリの状態で働く場面が
日常です。

 

 

 

客観的な視点でみると
こうなってしまうもの当然、ということも
たくさんあるのです。

 

 

 

また、職場にはさまざまな性格の
さまざまな価値観の
医師やスタッフがいます。

 

 

 

ですので、
余裕がない状況であればなおさら、
互いに相手を認められなくなるような
思いになっていきます。

 

 

 

打ち解けるなどということは
とてもできず
その人の前では過度に構えてしまい
緊張の裏返しで
そっけない態度になってしまいます。

 

 

 

こんな風に
これらを経験してきた者として
思うのは

 

 

 

それでも一番自分が
落ち着くのは、誰かに話すこと。
そこは変りはありません。

 

 
自分が緊張せずにいられる相手なら
誰でもいいのです。

 

 

 

ただ誤解がないようにですが

全てをさらけ出すようにとか
悩みや失敗を全て打ち明けるようにとか
そういうことではありません。

 

 

 

自分が安心できる相手に
無理せず自分が話せるところまで
でいいのです。

 

 

 

それでもそんな経験は
徐々に自分を
強くしてくれます

 

 

情けなく思っていた自分が
ホッとできる時間となり
次への力につながっていきます。

 

 

 

話してみると
なんだ、そういうことか、
と思えることもあります。

 

物の捉え方に
変化が起こるのです。

 

 

 

そして言える経験が重なっていくと
相手によらず
徐々に言えるようになっていくことも
また事実です。

 

 

 

言えるようになるというのは
自分を素直に表現したり
自分の弱みも見せられたり
することです。

 

 

そして
自分が言うべきと感じることを
勇気を持って言うことのできる人
なることです。

 

 

弱いはずの自分なのに
いつの間にか
自分を頼りにできるように
なっていくのです。