看護師は自分がわからなくなっていきやすい

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
woman-286747_640

年末年始
看護師は誰かが日勤や夜勤をし
病棟を回しています。

 

 

大晦日から元旦への年越し夜勤、
私も何度か経験しています。

 

 

 

この期間のまとめての休みというのは
入院患者さんがいる病棟では
ほとんどの看護師は取れません。

 

 

 

 

それができるのは
長年その病棟で働いてきた
先輩ナースや
ご家庭を持っているナース
などのことが多く

 

 

 

 

うらやましいと思いながらも
実際には自分がまとめての
休みを取ることは
気が引けて
なかなか希望できなかった私でした。

 

 

 

 

そんなお正月は
患者さんたちが
外泊などされている場合が多く
忙しい普段より
少しはマシだと思ったり

 

 

 

 

 

お正月中の出勤には
いくらか手当もつくので
それがささやかなご褒美でも
あったのです。

 

 

 

 

 

このようにお正月期間を通しても
看護師の(私の)傾向が
垣間見えますね。

 

 

 

 

自分はちょっと我慢して
人を優先する。
それで自己満足度があがる。

 

 

 

 

これはこれで
すっきり気持ちよく働ける
と自分が思えればいいのですが

 

 

 

 

どこかにモヤモヤが残る時は
要注意です。

 

 

 

モヤモヤというのは
その人の本当の思いや感情(本心)
頭の中での考え(概念)とに

 

 

 

開きがあった時
感じるものなのです。

 

 

 

 

意識でははっきりわからなくても
自分の本心と違う時

 

 

不快感違和感
時には苦しいという感じのものが
やってきて

 

 

 

 

本当は違うんだよ、ということを
感覚が教えてくれています。

 

 

 
それがいろいろな場面で
続いていきますと
自分の本心が
わからなくなっていく。

 

 

 
そこへつながっていきかねない
サインなのです。

 

 

 

 

この場面を例にとれば

 

 

本心→「私もまとめて休みを取りたい」
概念→「いつもお世話になっている先輩を
優先しなければいけない」

 

 

 
などどいうところの
本心の部分が

 

 

 
もやもやを重ねていくと
どんどんわかりにくく
なっていくのです。

 

 

 

 

看護師は特に仕事上
自分の本心に気づきにくくなる
傾向があります。

 

 

 

 

というのは看護師はいつも
「笑顔で明るく」
「優しく親切に」
「どんな時も冷静に的確に」

 

 

 
などという職業上求められる
役割があるからです。

 

 

 

 

それを
自分の本心とは違う時も
役割としてやっていく。

 

 

 

 

そうすることは
自分の感情・思いを
抑えていることであり

 

 

 

もっと違う言い方をすると
「自分を偽る」
ということでもあります。

 

 

 

違いがあるということが
自分でわかっていればいいのですが

 

 

 
どこかで抑えている感情や思いを
発散する機会がないと
いつのまにか
自分でもわからなくなってしまうのです。

 

 

 

例えば
患者さんの不安な気持ちが
苛立ちや怒りといった態度で
表現される時

 

 

 
こちらが緊張を感じたり
辛い思いも
腹立たしい思いも
するわけですが

 

 

 
患者さんの前では
安心できるような態度を
取るように自然に振る舞っています。

 

 

 

 

このように患者さんの前でも
自分を抑えることが
身についています。

 

 

 

 

さらに先ほどの例にもありますように
職場の人間関係の中でも
自分を抑えていくと

 

 

 

ますます
自分がわからなくなってしまいます。

 

 

 

自分がわからなくなっていくということは
自分が不確かになり
自信が持てなくなったり

 

 

さらには
無力感、自責感、罪悪感などに
つながっていきます。

 

 

看護師はこのようなリスクを
職業上抱えているのです。

 

 

ではどうすればいいのでしょう。
いくつかの方法を次回から
お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る