看護師としてより充実しながら働くためには  1

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前回書きました
看護師が陥りがちなパターン。

 

医師の手足となっている側面が強いことで
看護師としての主体性も独自性も見失い
ただただやるべきことだけに翻弄され
心身のエネルギーを枯渇させてしまう・・・

 

 

これは
私が通って来た道そのものです。

 

 

 

 

回り道をし遅ればせながら
私なりにようやく気付いた

 

 

 

 

看護師の主体性・独自性・創造性
いわゆる看護師の自律性や専門性などと
言われることについて
書いていきたいと思います。

 

 

 

 

私はがん治療を行う病院で
長く働いてきました。

 

 

 

 

最初の10年は、
外科病棟や手術室など
外科系で働いてきました。

 

 
テキパキとどんな緊急事態にも
対応できる看護師に
私は憧れていました。

 

 

 

 

1年目は病棟にも
社会で働くことにも不慣れですから、
必死だった記憶しかないのですが

 

 

 

 

2年目くらいから、
仕事がつまらなくなっていきました。

 

 

 

 

 

学生の頃は、
看護師として働いている方々が
とても眩しく感じ
早く看護師になりたかったのですが

 

 

 

 

看護師になってから
それ以上目標にするものが
なかったのです。

 

 

 

 

当時はまだ、
認定や専門看護師の資格も
ありませんでしたし

 

 

 

 

資格もそうですが
どういう看護師になりたい
どういう分野を極めたい、などと

 

 

 

 

目指すものがなかったのです。
ですから、そこでまず
自分が受け身になっていきました。

 

 

 

自分で何かを考えるというよりは
目の前のことをこなすだけ。

 

 

 

 

 

リーダー業務についたとしても
ただ医師の指示受けに
追われているだけでしたのに、

 

 

 

 

それも慣れてくると
自分が有能に働いている気にさえ
なってきました。

 

 

 

 

 

最初のつまづきは
手術室で働き出した時です。
そこも、
私の憧れの場所の一つでした。

 

 

 

 

 

しかしそこでは
これまでの緩い生活から一変し
日々勉強をしなければ
スムーズに手術の介助、
麻酔の介助もできず

 

 

 

 

緊張度の高いところなので
神経が常に張り詰めていました。

 

 

 

 

これまで
特にこれといった勉強もせず
ただの業務の慣れを
仕事ができる、と勘違いしていた
自分の甘さと

 

 

 

 


自己イメージの変化や
向き不向きというのも実感しました。

 

 

 

 

私はテキパキと物事をこなす看護師に憧れ、
自分もそうだと思い込んでいたのですが
実はそうではなかったのです。

 

 

 

 

 

 

ですから常に必死に
できない自分と戦い続ける日々が続き
余裕がなく笑顔も失せ、

 

 

 

 

 

病院に行くのも
嫌で嫌でたまらなくなりました。

 

 

 

 

 

同じ状況でも
できる人はできますし
医師やスタッフ間での交わりに
余裕を感じます。

 

 

 

 

 

ですが
5年経っても一向に
自分の変化を
自分では感じられず
病棟への異動を希望しました。

 

 

 

 

 

その後の内科病棟で
私は改めて
患者さんに関わることの喜びを感じ、
仕事が楽しくなっていきました。

 

 

 

 

 

この時の楽しさは今思うと
看護師としての
主体性・独自性・創造性の発揮というよりも
私自身からのものだったと思います。

 

 

 

 

 

ですが手術室にはない
患者さんとの1対1の関わりは
私自身を蘇らせてくれるものであり

 

 

 

 

 

ケアも、患者さんやご家族への関わりにも
自分なりに工夫しながら行っていました。

 

 

 

 

ただ、ここにも
限界を感じるようになりました。

 

 

 

 

私はしだいに終末期の患者さん
に関心が向かうようになったのですが

 

 

 

 

病棟は
治療期の患者さんも
終末期の患者さんも一緒ですから
思うように専念できる時間が持てないのです。

 

 

 

 

また、終末期ケアに
関心が高いスタッフばかりではないので
どうしても
大事にしたい部分の違いを感じ
統一した看護がし難いことも感じました。

 

 

 

 

そこにジレンマを感じ
他院の緩和ケア病棟、
そして独立型のホスピスに移ったのですが

 

 

 

 

 

そこで初めて
看護師としての
主体性・独自性・創造性が
どのようなものか

 

 

 

 

すなわち自律した看護師とは
どのようなものをいうのかを
知ることとなったのです。

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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