スタッフ同士の支え合いの大切さ

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「女性の職場は大変でしょう」
と一般の方から言われることが、
たびたびあります。

 

陰湿な雰囲気を想像するのでしょうか?
でも、幸いなことに私は、その実感がありません。

 

特に私が働いた緩和ケア病棟やホスピスは、
深刻な状況にある患者さんに対して
親身なだけではなく、
スタッフがお互いをよりサポートし合うのを
感じました。

 

 

患者さんに向けるのと同じように、
辛い思いをしているスタッフにも、
互いに惜しみなく、
時間や気持ち寄せていました。

 

 

患者さんには優しくても、スタッフには冷たい、
そんな組織はやはり本物とは言えないですし
患者さんへ向けるケアにもその姿勢が端々に
表れてしまうものでしょう。

 

 

がん終末期の患者さんを専門に支える看護師が
直面する辛さ、大変さなどは、
一般病棟での悩みとは
また違ったものがあります。

 

 

痛みや苦痛が取り切れない時のケア。
せん妄などの症状によって
コントロールのきかない
認知の状態になっている方への対応。

 

 

悲嘆ゆえの苛立ちや怒りなどを
どこかにぶつけずにはおれない
患者さんやご家族の気持ち…

 

 

回復する過程にいる方とは
また異なる苦痛を支える側には

 

 

相当な忍耐力、精神力が要求される場面が
多々あります。

だからなのでしょう。

 

 

一般病棟でももちろん
スタッフ同士のサポートはありますが
比べものにならない程の支え合いでした。

 

 

とことん悩みに付き合ってくれたり
様々なケアの工夫を一緒に考えたりを
自分自身も疲れているはずなのに
時間も労力も惜しまずにやってくれました。

 

 

そんな周囲の惜しみないサポートを感じると、
どんなに心が折れたとしても
また力が戻ってくるものです。

 

 

全ての病院や病棟が
そうなればいいな
という願いを持ちつつ

 

 

幸いにも
それを感じることができたことからの学びを、
これからも多くの人に
手渡していきたいと思っています。

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