優しくできない自分に悩むとき

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看護師、とはいえ
仕事ではやはり
腹立たしく思う患者さんもいました。

 

なんてわがままだろうと思ったり、
理不尽だと思ったとしても、
相手に本音を言うわけにも、
言い返すわけにもいかない。

 

不本意だけど、
グッと飲み込んで
職業上、優しくせざるを得ない。

 

 

そんな憤りをあるカウンセリング研修会で
話したことがありました。
おそらく10年くらい前だったと思います。

 

 

その時、今は亡き先生から
「『ざるを得ない』は大事ですよ」
との言葉をもらいました。

 

 

意に反して優しくせざるを得ない。
嫌々ながら、優しくしている振りをする。

 

でもそれは、自分の訓練となり
言葉で自分を練っていくことができる。
訓練、とは自分を練っていくことなのですよ。

 

 

そのように教えてもらい、
私は心が軽くなりました。

 

 

優しい振りでもいいんだ。
それが私の糧となり、
本当に優しい自分になっていけるんだ。
そう思ったのです。

 

 

その先生は教師だった時、
生徒さんに「人に優しくしましょう」
と指導していたそうです。

 

 

ですが、
優しくしたくても優しくできない、
そう悩んでいる生徒さんがいて

 

 

どう答えてあげたらいいかと
先生も考えた末、
逆なんだ、と気づいたそうです。

 

 

「優しい言葉を使いましょう。
優しい子になるために」

 

 

優しいから優しい言葉を使うのではなく
優しい言葉を使うことで
優しい人になっていく、というのです。

 

 

仕事では、本心から
優しくできない時もあります。

 

 

ですが、優しい振りを続けていたら
いつの間にか
嫌々優しくすることが
だんだんなくなっていきました。

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